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中山 真一; 馬場 恒孝
Journal of Nuclear Science and Technology, 26(6), p.607 - 615, 1989/06
ネプツニウム-237(Np)を添加したホウケイ酸ガラスの浸出試験を行い、Npの浸出量を評価した。試験方法ではMCC-1静的浸出試験法に従い、浸出時間は91日、温度は90C、SA/V比は10mとし、浸出媒としてイオン交換水およびシリカ水を供した。浸出量は、どちらの浸出液中においても91日目で約5g/mであった。この値は現在研究されている代表的なホウケイ酸ガラスに対するNpの浸出量とほぼ等しく、当実験に供したガラスがそれらのガラスとNpの閉じ込め性能において同程度であることを示している。Npの浸出量の時間変化の様子はSrのそれと類似していたNpもSrと同様一部がガラスの浸出中に形成される表面層内に留まると考えられる。平衡定数のデータを使って、表面層内に留まっているNpはNpO・xHO(am)であると推測された。